お金のおはなし~お金の強化書~

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禁煙の経済効果

 

禁煙してみました

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長い愛煙歴

筆者は16歳からタバコを嗜んできました。数十年、ほぼ毎日欠かさずタバコを吸ってきました。

 

高校生の頃は、悪ぶってタバコを吹かしていました。駅のホームでもタバコを吹かしていました。

 

最近は見かけませんが、筆者の青春時代には高校生が制服でタバコを吸っているのがイキがっているステータスの一つでした。

 

タバコ=大人みたいな時代だったかもしれません。

 

そして、大学受験の時に完全にニコチン依存症になっていました。煙草を吸いながら勉強してました。

 

マイルドセブン、セブンスター、ラーク、マルボロパーラメントラッキーストライク‥色々吸いました。基本はマイルドセブンでしたが、特別なことを起こしたい時はラッキーストライクでした。訳の分からない願掛けをタバコにしていました。

 

今まで、何度も何度も禁煙にはチャレンジしましたが、毎日の習慣を変えることは出来ず、禁煙は長くて5日しか続きませんでした。

禁煙しようと思う一方で、タバコを吸う理由を常に作ろうとしていました。

 

禁煙を勧められても、うるさいとしか感じませんでした。

 

タバコも好きですが、煙草を吸っている時間が大好きでした。

何もせずに何かを考えているようで考えていない、でもタバコを吸っている時に何か閃きそうな感じが大好きでした。

 

では、なぜ筆者がタバコを止めようと思ったか。

それは毎日の家計簿を付けた時、アホみたいにタバコ代がかかっていたことを数字で明らかにしたからです。

 

コロナで外出自粛をする中で、お金を使うことも減りました。では、いったい毎月いくら、何に使っているのだろうと調べてみることにしました。

 

タバコ代が昼飯代よりもかかっていたのです。1ヶ月で25箱近くタバコを買っていましたので、520×25=13,000円。年間15万円超、なんかアホらしくなってしまったのです。

 

月半ばで20年以上吸い続けてきたタバコを止める決心をしました。タバコにお金と時間を割きすぎていることがアホらしくなりました。

 

禁煙準備

禁煙するためには、タバコ、ライター、灰皿などを捨てるべきという方が多いですが、筆者は捨てませんでした。

 

禁煙というものを特別なことにしたくなかったからです。絶対禁煙!という強迫観念を作りたくなかったからです。禁煙できたらいいなくらいで始めました。

 

禁煙開始

 

禁煙1日目

時々、タバコを吸いたくなりました。特に朝一は吸いたかったです。

禁煙初日はお休みの日がお勧めです。仕事は少なからずストレスを感じやすく、仕事中の喫煙がルーティンの一つになっているからです。

 

禁煙2日目

タバコを吸いたくなる時の胸がモヤモヤが何回も起きました。その時は、深呼吸、水を飲むなどして、タバコを吸いたい気持ちをなくそうとしました。深呼吸したりすると瞬間的に喫煙欲求は収まりますが、すぐにモヤモヤがやってきました。

 

禁煙3日目

喫煙欲求がピークを迎えました。何度も何度も「一本くらい」という悪魔が出てきましたが、一本吸ったら二本目、三本目を吸ってしまうことが容易に想像できました。

 

喫煙所に迎い、火をつける直前まで行きました。その時思ったのが、「せっかく2日間やめて、1,000円近く浮いたのにもったいない。1,000円あれば何ができる?」でした。

なんとか喫煙所手前で引き返すことができました。

 

しかし、ニコチン依存症である筆者にとって、かなり厳しい状況に追い込まれていました。

禁煙補助を使うことにしました。

 

ニコチンガムです。

 

 

 

ニコチンガムを続けてしまうと、ニコチン依存症からは脱却できませんので、強烈な喫煙欲求が来た時だけ、ニコチンガムに頼ることにしました。

 

禁煙4日目〜7日目

タバコを吸いたくなることが頻繁に起きます。特に朝起きた後と、今まで喫煙するタイミングになった時です。

駅での一服、昼飯後の一服、夜空を見ながらの一服‥吸いたくなります。吸ってしまおうと諦めかける度に、今日まで〇〇円節約できたと思い止まることができました。

ニコチンガムは4日目が6コ、5〜7日目が4コ利用しました。

 

8日目〜

吸いたくなることはありますが、頻度が減ったことと、ニコチン切れ時の胸のムカムカ、頭のモヤモヤがなくなりました。

 

吸いたいというか、タバコを吸っている時間を味わいたいという気持ちが生まれます。

 

蚊取り線香の煙が臭い、タバコを吸っているような感覚になったのには驚きました。煙を身体が欲していたことを肉体的に実感しました。

 

ニコチンガムも1 日に0〜2コに減りました。

ニコチンガムを噛んで実感したことは、ニコチン依存症なんだなぁということです。

イライラモヤモヤした時に、ニコチンガムを噛むと落ち着いたからです。

つまり、ニコチンガムを噛み続ければ、ニコチン依存症からは抜け出せないということです。だから、ニコチンガムは徐々に減らしていかなくてはならないのです。

 

IQOSを持っている方は、ニコレスを禁煙補助として使うのもありです。

 

 

変化

・タバコ貯金をできるようになった。

・食欲は変わらずも、臭いに敏感になった。特にタバコの臭いに敏感になった。

・体重が増える。

・眠くなる、集中力欠如はニコチン切れによるもので、1週間程度で感じなくなる。

・喉がイガイガする。

・喫煙所を探す時間がなくなった。

 

禁煙当初はかなりイライラモヤモヤしますし、ボーッとします。

禁煙しようとするならば、精神的に忙しくない時から始めるべきです。

 

また、筆者は禁煙を強要するつもりはありません。タバコは美味しいですし、特別な時間をくれるからです。

でも、タバコを止めることによって、違うことに資金を回す方ができることは事実です。

 

まだ禁煙し始めて日が浅いですし、タバコを再開してしまうかもしれません。

しかし、タバコを止めることにより、確実に財布には優しくなります。

年間15万円、10年間で150万円あったら‥‥違うことに使いたくなりました。

 

Arbei

 

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