テンバガーも夢ではない!?米国小型株3選
- テンバガー
- CYBR(CyberArk software ltd サイバーアーク・ソフトウェア)
- APPN(Appian Corporation アピアン)
- RPRX(Royalty Pharma ロイヤリティファーマ)
テンバガー
株価が10倍になった銘柄、なりそうな銘柄のこと。野球用語でバガーは塁打を意味し、一試合で10塁打(テンバガー)を記録するくらいの勢いで株価が急騰し、10倍まで跳ね上がる銘柄をテンバガーと呼ぶ。
筆者の独断と偏見による米国株テンバガー候補を3銘柄紹介させていただきます。
独断と偏見ですので、ご容赦ください。
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CYBR(CyberArk software ltd サイバーアーク・ソフトウェア)
サイバーアーク・ソフトウェア(Cyberark Software Ltd)はイスラエルのセキュリティ会社である。
【事業内容】同社は、サイバー攻撃から機構を保護する情報技術セキュリティソリューションを提供する。
同社の製品は、「サイバーアーク共有技術プラットフォーム(CyberArk Shared Technology Platform)」、「特権アカウント・セキュリティ・ソリューション(Privileged Account Security Solution)」、並びに「機密情報管理ソリューション(Sensitive Information Management Solution)」を含む。
同社は、特権アカウントの保護・監視・検出・通知・対応ソリューションである「Privileged Account Security Solution」を提供する。
また、デバイス・ネットワーク・アプリケーション・サーバーのためのエンタープライズ・クラスの統合サービスを提供する。
同社の「サイバーアーク特権セッション・マネージャー(CyberArk Privileged Session Manager)」は、特権ユーザーのアクセスと活動を分離・制御・監視する。
「サイバーアーク機密情報管理ソリューション(CyberArk Sensitive Information Management Solution)」は、ウェブ・デスクトップ・モバイル・電子メールを使用するシステムに渡るユーザーに情報を共有・配信するプラットフォームである。
出所:investing.com
当社はセキュリティ分野の中でも特権アカウントセキュリティというニッチな分野で稼いでいる企業です。
あらゆるものがインターネットで結ばれていますので、アカウントなどのセキュリティが重要であることは言うまでもありません。
情報漏洩、ハッキング被害などは企業に致命的なダメージを与えかねません。
取引先も5,000を超えており、順調に増えています。
時価総額
4.22B$(2020年7/17時点)
日本円換算で4,500億円ほどです。時価総額4,500億円の企業が小型株な分類される米国市場に驚かされます。
日本の地銀最大手のコンコルディアFGの時価総額が4,100億円ほどですので、小型株と言ってもピンとこないかもしれません。株価は116.85$(2020.7/22)です。
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APPN(Appian Corporation アピアン)
アピアン(Appian Corporation)はアプリケーションの開発を可能とするサービスを提供するロー・コード・ソフトウェア開発プラットフォームを提供する会社である。
【事業内容】組織体は同社のプラットフォームを通じて、エンタープライズ・グレード・カスタム・アプリケーションの設計・構築・実行を行う。
ユーザーは製品、サービス、プロセスとカスタマー・インタラクションを再考できる。
同社のプロットフォームはフォーム、データ・フロー、レコード、レポートと他のソフトウェア・エレメントの創設をオートメ化する。
同社のSAIL技術によって、開発者はアプリケーションを開発してデプロイする。
同社の製品はビジネス・プロセス管理(BPM)ソフトウェア、ケース・マネジメント、モバイル・アプリケーション開発及びサービスとしてのプラットフォームを含む。
同社はエネルギー、保険、医療保険者・供給者、製造、公共部門、小売と輸送等の産業向けにサービスを提供する。
直感で面白そうな会社かと思いました。
売上高は二桁台成長しており、営業利益はマイナスですが着実にマイナス幅が小さくなっています。M &Aも活用し、企業の成長を加速させようとしています。
アピアンは企業に向けてアプリケーション開発プラットフォームを提供し、顧客企業のソフト開発を効率化・自動化することをターゲットにしています。
アピアンの製品を使用することで、ソフトウェア開発者はコードを簡単にコピーし、アプリ開発プロセスを加速させることができます。
高成長のRPA市場で目立つ存在になる可能性を秘めています。
時価総額
3.2B$(2020年7/17時点)
日本円換算で3,300億円ほどです。株価は49.5$(2020.7/22)です。
RPRX(Royalty Pharma ロイヤリティファーマ)
小型株の時価総額ではありませんが、直近IPOで今までにないビジネスモデルの企業です。
ロイヤルティ・ファーマ(Royalty Pharma plc)は、後期段階のバイオ医薬製品への投資を行う。
【事業内容】中小企業のバイオテクノロジー企業及びグローバルな製薬企業を通じて、学術機関、研究病院、非営利団体に投資する。
製薬投資ポートフォリオには、約45の市販製品及び4つの開発段階の製品候補への投資が含まれる。
出所:楽天証券
端的にいうと、医療分野(医薬品)に特化した投資会社です。
ベンチャーキャピタルのように株式に投資するのではなく、特許に投資し、ロイヤリティ収入を得るビジネスモデルです。
ロイヤリティ収入を得ることができる期間は15年間なので、新規投資が必須の企業です。
売れる薬にいかに資本を投資するかが重要で、投資先選定の目利きが業績を大きく左右します。
医薬品ロイヤリティ市場規模は360億ドルと大きくはないですが、世界全体の生活水準が上がれば医療ニーズは増えますので、市場が大きくなる可能性は十分にあります。
医薬品ロイヤリティ市場での当社シェアは50%を超えております。
投資先への目利きが非常に重要であり、参入障壁が高い事業と言えます。
市場は年率6〜9%程度の成長が見込まれておりますので、当社も市場拡大に伴う成長が期待されます。
武田薬品やファイザーなどの医薬品にも投資し、大手製薬会社からもロイヤリティ収入を得ています。
売上高営業利益率が高いのも特徴です。株式市場に同業他社がいない(見当たらない)ことも魅力です。
IPOしたばかりなので、しばらくは上下に大きく動くものと思われます。
時価総額
27B$(2020年7/17時点)
日本円換算で2,8兆円ほどです。もはや小型株ではないです。
当社の時価総額が増える(株価が上がる)ためには、優良な投資先を増やすことに尽きます。医薬品ロイヤリティ市場のシェアは50%を超えておりますので、M &Aによる事業多角化、海外進出も必要になってくるでしょう。
株価は43.07$(2020年7/23時点)です。
筆者の独断と偏見による思い込みであり、サイト閲覧者、投資家へのアドバイスなどではありません。
Arbei