【株式】海外ETFはいかがですか。
- VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
- VTI (バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
- VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
- VHT(米国ヘルスケア・セクターETF)
- GLD(SPDR・ゴールド・シェアETF)
個別銘柄で何を買えばいいか分からない、個別銘柄はリスクが大きいと思う方にとってETFはお薦めです。
個別銘柄では、PayPal,Cardinal Health,Johnson & Johnson,Microsoft あたり、小型株だとCyberark software,Pinterest,Zoomあたりが面白いと思いますが、ここではETFを紹介させていただきます。
コロナショックで企業業績の見通しが分からない今日、ETFへの投資は有効です。
ここでも、安くなったからまとめて買おうではなく、長期、分散、継続投資です。
ETFにもテーマがあり、その中からヴァンガード社のお薦めETFを紹介させていただきます。
ETFの運用会社に迷ったら、ヴァンガード社かブラックロック社でいいと思います。運用コストが安く、資産残高が増えると信託報酬を下げる傾向にあります。
VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
米国を含む全世界の上場株式が投資対象です。日本・中国・欧州・南米など全世界を投資対象にしており、VTへの投資=全世界の株式に投資 になります。
組み入れ上位銘柄は米国企業が多いですが、米国企業の時価総額が大きいからです。新興国市場含めて投資するととができるETFです。米国に次いで、日本への投資比率が大きいです。
経費率0.08%/年
出展元:バンガード社HP
出展元:バンガード社HP
出展元:バンガード社HP
出展元:バンガード社HP
VTI (バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
米国市場に上場しているほぼ全ての銘柄に投資しています。米国市場全体に投資できるETFです。米国市場の市況についてのニュースは、NYダウ・S&P500が多いですが、こちらは大型株の市況です。
組入銘柄も時価総額に応じた投資比率になります。ITプラットフォーム企業が上位5社を独占していますね。上位10銘柄で全体の20.7%の投資比率ですので、米国市場上位10社で時価総額の約20%を占めているのです。
経費率0.03%/年
出展元:バンガード社HP
出展元:バンガード社HP
出展元:バンガード社HP
VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
米国の大型株の中で、前期比増配している銘柄に投資しています。配当貴族と呼ばれる増配継続している企業が多いです。株主還元に積極的な大型株へ投資できます。
組入上位銘柄も増配を何期も継続している企業が多いです。超成長期にある企業は対象ではなく、企業として安定期に入った銘柄が中心です。
経費率0.06%
出展元:バンガード社HP
出展元:バンガード社HP
出展元:バンガード社HP
VHT(米国ヘルスケア・セクターETF)
米国の製薬・医薬品業などヘルスケア業界に特化したETFです。 今回のコロナウィルスで全世界が感じたことは、有事は戦争・テロだけでなく、ウィルスも人類の脅威だということです。
医薬品業界は新薬開発が期待され、期待されている新薬が開発されると企業にとって長期で稼げる収益源になります。一方、特許期限・薬害訴訟などのリスクも抱えていますので、ETFで銘柄を分散することは有効だと思います。
経費率0.10%
出展元:バンガード社HP
出展元:バンガード社HP
出展元:バンガード社HP
GLD(SPDR・ゴールド・シェアETF)
ステートストリートが運用する金価格に連動するETFです。現物の金ではなく、金価格に連動します。
有事の金と言われ、株式・債券・REITなどと違う動きをします。ただ、金は持っているだけでは金利・配当を生みません。今回のコロナショックは、株式・債券・REIT・商品すべてが売られる局面がありましたが、有事が続けば見直し買いがあると思います。
経費率0.40%
出展元:ブルームバーグ社HP
出展元:ブルームバーグ社HP
ETFも銘柄を分散させることをお薦めします。ETFなので、一日一日の値動きの差は大きくありませんが、長期保有で結果に差が出ます。
底値確認がまだ出来ていない今日、銘柄、時間を分散し、細かく買っていくべきです。
定期買付サービスもいいと思います。
いずれのETFも投資信託よりも経費率(信託報酬)が安いです。
一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。
投資は自己責任で
Arbei