お金のおはなし~お金の強化書~

お金と生活についての強化書

【株式】株主還元に積極的な企業

 

はじめに

一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではあ「ません。

 

長期投資を前提としたお薦めです。

 

株式ですので、必ず儲かるわけではなく、リスクがあります。

それをご承知おきいただいた上でご覧下さい。

 

特に、コロナショックで市場の乱高下が激しい今日ですので、投資は自己責任・自己判断でお願いします。

 

 

Arbeiは小型株で痛い目にあったことがあります。

 

損切りのルールを決めることができていなかったのが、一番の要因です。

 

株式を購入するとき、その企業の良いところだけに目が行きがちです。

 

なぜなら、その株式を買いたいからです。

 

そんな経験もしたので、実体の分からない小型株には手を出さないようにしています。

 

お化けのような実態のない企業も少なからず、上場します。

 

 

KDDI

auといえば、分かりますね。携帯電話会社大手3社の一角です。

 

余談ですが、Arbeiの携帯電話は他社です。

 

追記3/23 2020年3月〜5G参入が決まりました。

 

京セラ創業者の稲盛和夫氏が中心となって設立されたDDIが前身で、2000年10月にトヨタ自動車<7203>などが大株主として名を連ねるKDD、日本移動体通信IDO)と経営統合して誕生した企業です。

第一次成長期は、携帯電話の爆発的な普及により終わりました。今は安定期です。

 

通信サービスという社会インフラを提供する企業です。

 

連結子会社沖縄セルラー、格安スマホUQ、CATV大手のジュピターテレコムなどがあります。

 

また、カカクコム、auじぶん銀行auかぶどカブドットコム証券、ライフネット生命などにも出資しています。

 

ITと金融によるフィンテック事業も収益源にしようとしていることが伺えます。

 

その他にもIT関連企業はもちろん、教育関連企業などにも出資しています。

 

携帯電話・ITとその他業種を結ぼうとしております。

 

 

f:id:Arbei:20200321152821p:plain出展元:SBI証券HP

 

 

www.kddi.com

 

株価推移

 

出展元:SBI証券HPf:id:Arbei:20200321210854p:plain

 

5年間の動きは、2400円~3400円の間ので推移しています。

 

日経平均株価などに比べ、相場環境が良いときは上がってなく、逆に相場環境が悪いときには下がりづらい銘柄です。

 

インフラ関連企業なので、ディフェンシブ銘柄とみることができます。

 

コロナショックで市場が混乱している2020年は、株価も大きく調整しております。

 

下の業績推移をみると、単なるでディフェンシブ銘柄でもなさそうです。

 

 

業績推移

 

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f:id:Arbei:20200321111217p:plain出展元:野村証券HP

 

 

 

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出展元:SBI証券HP

 

 

 

株主構成

 

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出展元:SBI証券HP

 

 

売上高・営業利益・経常利益・純利益も安定企業にらしい成長です。

 

配当金を、楽しみながら、企業の成長を楽しめそうな企業かと思っております。

同業他社比較

コロナショックもありますので、参考程度の比較です。

 

KDDIの同業他社はNTTドコモソフトバンクになります。ソフトバンクソフトバンクグループの子会社で携帯事業中心の企業です。

 

  PER PBR ROE 配当利回り
KDDI 10.76倍 1.57倍 14.5% 3.92%
NTTドコモ 18.3倍 1.98倍 10.8% 3.66%
ソフトバンク 14.1 6.36 50.8% 5.81%

 

 2020年3月19日終値時点での数値です。同業他社と比べても割高感はありません。

 

配当利回り・配当性向

 

2002年度より17期連続の増配継続企業です。2020年3月19日終値時点で、予想配当利回りは3.92%、配当性向は42.7%です。

 

「配当性向40%超」と「利益成長に伴うEPS (注1) 成長」の相乗効果により、今後も、持続的な増配を目指すとの方針です。

 

通信サービスというインフラを事業の基盤にしていますので、業績の大きなブレは少ない企業かと思います。

 

出資している先の減損などのリスクはありますが、これは企業が大きくなると付き纏うリスクなので。

 

 

20年3月期は、1,500億円を上限とする自己株式取得、発行済株式総数の5%を超える自己株式の消却もしています。

 

自社株買いに否定的なことを言う専門家もいますが、余剰資金を貯め込むより、よっぽど株主を意識した施策です。

 

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出展元:KDDIHP

 

 

増収増益を継続しており、2020年3月期も増収増益増配予想です。

 

コロナショックでヒトモノカネの流れが止まっています。

 

企業業績への影響も大きいので、2020年3月期の実績は予想を下回る企業が続出すると思われます。

 

通信サービス主体の社会インフラ企業ですので、本体である携帯電話事業は安定した収益が期待できます。

 

配当金についても無理をして出しているわけでもなく、自社株買い・消却も積極的な企業です。株主還元に積極的です。

 

株主優待も実施しております。

 

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www.myokstreet.com

 

www.myokstreet.com

 

長期で保有するには良い銘柄ではないかと思います。

 

結果については、まず1年後、また振り返ってみようと思います。

 

2020年3月19日終値 2930円

 

 

投資は自己判断で

 

 

Arbei

 

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