お金のおはなし~お金の強化書~

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【株式】米国株投資のすすめ①

米国株投資のすすめ

なぜ米国株?

コロナウィルスの蔓延による世界経済の景気減速、景気後退の懸念が強まる中、世界の株式市場が大きく調整しています。

 

こんな時に株式投資のすすめ?って思うかもしれませんが、米国株投資をおすすめします。

 

日本に住んでいると日本企業の情報は簡単に手に入りますが、世界の企業の情報は探しにいかないと得ることはできません。特に新興国企業の情報は入りづらいです。

 

米国企業の情報も簡単にとはいきませんが、ある程度は入手できます。なにより、知っている企業が多いのではないでしょうか? 

 

アップル・グーグル・フェイスブック・アマゾン・コカコーラ・マクドナルドなどなど、一度はサービスを利用した、もしくは毎日米国企業のサービスを利用していませんか?

 

Arbei自身も、今週だけでもappleiphoneを毎日使って、googleでネット検索、mcdonaldで朝マックtwitterでつぶやき、amazonで角瓶買って、P&Gのダウニーで洗濯などこれだけではありませんが、米国企業が提供する多くのサービスを利用しています。

 

かつ、それが生活インフラとなっているものが多いです。

 

分からない国、知らない企業に投資するよりも、サービスを利用したことがある企業への投資のほうが愛着も湧きますし、何よりもサービスの利用価値を理解できます。

イノベーションが生まれる国

イノベーションとは・・

J.A.シュンペーターの経済発展論の中心的な概念で,生産を拡大するために労働,土地などの生産要素の組合せを変化させたり,新たな生産要素を導入したりする企業家の行為をいい,革新または新機軸と訳されている。技術革新の意味に用いられることもあるが,イノベーションは生産技術の変化だけでなく,新市場や新製品の開発,新資源の獲得,生産組織の改革あるいは新制度の導入なども含む。シュンペーターイノベーションにより投資需要や消費需要が刺激され,経済の新たな好況局面がつくりだされるのであり,したがってイノベーションこそ経済発展の最も主導的な要因であるとしている。(出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

 

とありますが、おおよその意味で社会に革新的な影響を与える”≒イノベーションと理解したいと思います。

 

20年前を思い出してください。20年前も携帯電話は普及していましたが、今のようなスマートフォンを想像できましたか?最初見たときは”変なの”と思いましたが、今では必需品です。

 

自宅にいてamazonで買い物ができる、しかも良いものを安く買えるなんて思っていましたか?米国企業は社会・生活を変えてきたのです。

 

一方、今の日本企業はどうでしょうか?一言でいうと”縮こまってる”ですかね。

 

保守的でリスクを獲ることを嫌う企業が多いのではないでしょうか?

 

リスクを獲ればいいというわけではなく、リスクに見合ったリターンを期待できるサービスの提供をしようとしていないような風土が大企業には固まってしまっているような気がします。

 

経営陣は、安定的な経営に徹し、自己保身に走り、経営方針を革新することができず、結果として生産性が低下するというのが日本企業の現状ではないでしょうか。

 

Arbeiの所属してきた金融機関も、出る杭は打たれる、能力は低くても忖度できる人間が出世する、能力はあっても忖度できないと出世できない、役員に忖度できる人間が役員になる=企業が変わらないという構造でした。特に銀行は日本的経営なのかもしれませんね。

 

1990年代のバブル崩壊が、日本企業を更に保守的にしてしまったのかもしれません。

 

「何があるか分からない、だから慎重に。安定第一」、この考えが深層心理として働いていると思います。

 

リスクを獲らなくてよかった(リスクを獲れなかった)ことで成功した事例とすれば、リーマンショックの時、世界中の金融機関は瀕死の状態でしたが、日本の金融機関はサブプライ関連商品・デリバティブ商品などに手を出す余力がなかったのでダメージが少なかったのです。

 

例として、MUFGモルガンスタンレー証券に出資できましたから。

 

もちろん、日本企業にもイノベーションを提供できている企業は多々あります。

 

任天堂楽天ファーストリテイリングなど魅力的な企業もありますね。

 

通勤中、イヤホンをしている人を見かけませんか?

 

これも、ソニーが開発したウォークマンが元ですよね、ソニーは歩きながら音楽を聴ける、移動しながら音楽を聴けるというイノベーションを生み出したのです。

 

 

市場の新陳代謝が進み続けている

2020年現在、日本を代表する企業はどこですか?と質問されたとき、多くの方はトヨタ自動車と答えるのではないでしょうか?  

 

確かにトヨタ自動車の車は全世界で走っていますし、自動車業界ではトップランナーです。

 

ただ、この質問を30年前にしても日本を代表する企業は”トヨタ自動車”という答えが多かったのではないでしょうか?

 

一方アメリカはどうでしょう?30年前に米国を代表する企業はどこですか?という質問に対して、GE・walmart・Exxson mobilGMなどの企業が答えとして挙がったのではないでしょうか? 

 

同じ質問を2020年現在にしたとき、これらの企業も答えに挙がってくるでしょうが、microsoftgoogleappleamazonfacebookなどの答えが挙がるのではないでしょうか?市場が新陳代謝している証ですね。

 

社会・市場に新たなものを受け入れる土壌が根付き、それが更に育ち続けているのが米国市場です。モノを作る→サービス・付加価値を提供することが価値を生み出す構造に変わってきたのです。

 

米国以外にも魅力的な市場があるのでは

 

米国以外にも魅力的な市場はたくさんあります。中国・ベトナム・インドなども魅力的な市場ですが、情報が少なすぎます。 

 

現段階では、個別企業に投資するには難しい市場かと思っています。これらの国に精通している方なら、是非長期・継続・分散投資をしてみてください。

 

米国株投資のすすめ②では

 

米国株投資のすすめ②以降では、ETF・個別銘柄・投資信託など米国市場への投資の仕方をお伝えできればと思います。

 

投資の原則である長期・継続・分散投資をしてみてください。特に、今日のようなマーケットでは継続して保有することも必要です。株式は成長する資産です。成長する企業に投資をすれば、果実は実ります。

 

投資は自己責任で。

 

Arbei

 

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