コロナ危機からの変化
オンライン
Arbeiの知り合いで、自宅でピアノ個別レッスンをしている方がいます。
ピアノのレッスンですので、通常は同じ空間にいることになります。コロナウィルス蔓延を機に、その方もレッスンのやり方を工夫しているといいます。
オンラインレッスンを始めたのです。新たな取り組みです。
Zoomを使ってです。細かい指先の指導はできませんが、コロナウィルス蔓延を防ぐためにできることはやってみようとのことです。
今までは、オンラインレッスンなど考えたこともなかったのですが、危機をきっかけに新たなビジネスのきっかけができたような事例です。
病院で薬をもらうためだけに、何時間も待ち、処方箋をもらっている方多いですよね。薬をもらうだけなら、診察もオンラインでいいのではないですか。医師会の反発もありますが、既得権益を見直す機会になってくれればと思います。
テレワーク
通勤時間って無駄だと思いませんか。満員電車なんて、苦痛でしかないです。テレワークは不便な点も多いですが、働き方を変えることになりそうです。
みんなが集まって仕事をする必要ってあるのかを感じさせられました。
職場では一体感、団結力などが高まると言う人もいますが、他人同士が集まることにより、余計な人間関係・イザコザも生まれます。
他人との付き合い方も変わるのではないでしょうか?
特に職場の人間との人間関係は変わってくるのではないでしょうか。学生時代と違い、損得勘定が働くからです。
損得勘定が働くもの同士が、本音を言い合えませんし、裏切りもあります。
判断力がない上層部の顕在化
肩書きだけで、判断力がないことを露呈した経営陣・上層部が多いと感じた方も多いのではないでしょうか。
判断力がないことは、上に立つ人間にとって致命傷なはずなのに、判断力無い上層部が多いと感じませんでしたか。
政治家はもっとすごいですね。国難であるにも関わらず、初動を誤り、責任逃れのために自己判断に任せました。そして、緊急事態宣言・・
お肉券、お魚券、マスク配布‥冗談だと思いましたし、冗談にしては質が低すぎです。
好き勝手やってきた政権が無能であることを露呈しているのに、野党が追及しきれないという構造がずっと続いています。
かつて日本は経済一流、政治二流と言われていましたが、現在は経済二流、政治三流ですね。
飲み会がなくなり、宅飲みが増えた
飲み会ってコミュニケーションの場で重要かと思っていました。確かにコミュニケーションの場として重要なのですが、仕事の延長的な飲み会もありますよね。
高い金払って、まずい酒を飲む、そんな経験したことある方も多いのではないでしょうか。
Arbeiは、立ち飲みが好きで一人飲みも好きですが、今は宅飲みです。家族と話しながら飲めるのはいいものだなと。家族にとっては迷惑ですが。
お金を使わなくなった
飲みに行くこともなくなり、外出する機会が減ったので、お金を使う機会も減りました。
3月中の娯楽費はほぼゼロだったと思います。4月もおそらく変わりません。
予定していた工場見学もなくなったり、お寺巡りしようと思っていたのもキャンセルしました。
人混みを避けるためには仕方ないですし、今は行くべきではないと判断しました。
ただ、コロナウィルスが落ち着いたら、旅行に行きたいです。いつもは家族旅行もコスパに拘りますが、ちょっと奮発したい気分です。
失業への恐怖と複業の必要性
日本にはいまだに終身雇用が残っていますが、アメリカの新規失業保険申請者を見て、他人事ではないと感じるべきです。
果たして、勤務先は雇用を守ってくれますか?守ってくれないと思います。
大手企業も時々、大々的な早期退職募ってますよね。コロナショックが収束を迎えた時もしくは今すぐにでも、早期退職募集があると思います。
早期退職という言葉を使い、首切りではないように世間にはアピールするでしょうが、首切りです。
失業して何もなかったらどうします?手に職といいますが、ほとんどのサラリーマンは手に職はありません。
人脈があると思っていても、肩書きと企業というバックグラウンドがあるから人脈になるんです。
大失業時代が来てもおかしくないので、複業をお勧めします。全企業が複業を認めるべきです。なぜなら、最終的には雇用を守ってくれないからです。
情報漏洩など企業にとってリスクはありますが、労働者も失業というリスクがあります。
複業ができない方は、自分は何を出来るか真剣に考えるべきです。
アベノミクスがなかったことがはっきりした
安倍政権のおかげで景気が拡大したと思っている方がいたら、少し立ち止まって考えてください。
株式市場が活況になったのは、アベノミクスのおかげではなく、単に世界的に株価が上昇していたからです。リーマンショックのリバウンド局面であり、世界が景気回復局面だったのです。
昇格以外で収入増えましたか?大手製造業を中心に基本給を上げましたが、政権に忖度しただけです。
基本給を上げた代わりに、働き方改革の名の下、残業代が減っているので、結局は行って来いです。
消費税、相続税、贈与税の増税、所得控除の見直しで、可処分所得は増えていません。
保護主義台頭の恐怖
各企業は、今回のコロナ危機を契機に、サプライチェーンが他国にあるリスクを感じています。トランプ政権発足以降、保護主義が台頭し、コロナショックをきっかけに更に高まるでしょう。
コロナ危機が収束した後は、米中の覇権争いがより激しいものになり、世界が分断される可能性を危惧しておくべきです。100年前なら、戦争になっていたでしょう。
コロナ危機を契機に、イノベーションが起きるはずです。各人が生活のイノベーションを起こす機会でもあります。
Arbei