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運用の極意【長期 継続 分散】

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 長期・継続・分散投資

長期、継続、分散は投資の極意だと思っています。

 

運用できる期間が”長期”可能な資金

運用を止めずに”継続”することができる資金
投資対象・時間を”分散”させることがてきる資金

 

デイトレーダーに言わせたら、そんな資金効率の悪い運用はないと言われます。

テクニカル分析、チャート分析さえ分かっていれば、勝てるというでしょう。

投資を勝ち負けで判断すると、短期勝負になりがちです。

 

結果として、運用は勝ち負けになるのかもしれませんが、資産を増やすことが運用の目的です。

 

筆者も短期トレードをしたことがあります。

1カイ2ヤリ、IPO初値買いなどです。IPO初値買いは、今でも時々やりますが、小心者にとっては疲れが溜まりますね。

 

確かに、長期・継続・分散投資は資金効率の面で見たら、悪いです。

しかし、"資産を育てる"ための最高の手段が、長期継続分散投資であると筆者は考えています。

 

長期・継続

人によって、時間の感じ方は違いますので、何年以上が長期投資になるのかは変わってきます。

筆者は10年以上、運用に回せる資金が長期資金と考えます。

 

長期投資は、塩漬けでも、放置でもありません。買った株式を単に保有しているだけではありません。

 

運用にはメンテナンスが必要です。

 

今後も伸びると思った株式は保有し続けるできです。

 

しかし、株式を買った時に比べて、企業の成長性に疑問が出てきたり、外部環境が大きく変わった場合は、どうするのかを考えるべきです。

 

継続保有・追加購入・売却などから選択する必要があります。

 

また、まだまだ伸びると思っている株式についても、思い込みが強すぎるかもしれませんので、逆の立場(この株式を売りたいという立場)で検証してみるべきです。

 

思い込みは怖いです。筆者もこの思い込みから損失を拡大させてしまったことがあります。

www.myokstreet.com

 

継続的に保有資産のメンテナンスが投資には必要です。

 

"この株は長期投資目的で買ったから、上がるまで保有し続けよう"もいいと思いますが、企業自体も変わりますし、外部環境も変わります。

 

長期投資は同じ株式を保有し続けるという意味もありますが、使い道の決まってない長期運用可能な資金で投資するということです。

 

継続的に資産をメンテナンスし、投資を継続することが運用には、必要です。

 

運用には、我慢の時期があります。"我慢の時期=運用益が思うように上がらない時期"です。

 

リーマンショック、チャイナショック、今日のコロナショックなど経済危機が起きると、有価証券を全て売却し、運用の世界から完全に退場してしまう方が増えます。

ニュース・新聞の情報も悲観的なものばかりになるので、不安心理がより一層煽られることも影響しているのでしょう。

 

"これ以上持っていると、損失が更に大きくなる。株価を見ていることが疲れる。"など理由は様々ですが、前向きな退場ではないです。

 

運用の目的は何でしょうか。何のために運用を始めたのでしょうか。

 

資産を増やすためです。運用にはリスクがあります。リスクといかに向き合うか、リスクをいかに抑えるかが運用には必要です。 

 

リスクと向き合う:資産が下落している時に対応できるか。リスクを許容できる資金か。

リスクを抑える:時間、資産、資金を分散し、長期的な資産形成をできるか。継続的に資産をメンテナンスすることができるか。

 

筆者は、運用歴は20年以上あります。不動産は一切やっていません。株式・REIT・投信・ETFとわずかな債券です。トータルでは、資産を増やすことができていますが、コロナ危機後は含み損を抱えています。含み益だった銘柄も、含み損に変わりました。

 

含み損を抱えており、次から次へと購入できるほどの資金もありませんので、現状は待ちの状態です。2020年1月にポートフォリオをガラッと換え、保有し続けたい銘柄に換えました。ただ、これらの銘柄も何年かしたら見直さなくてはいけません。

継続保有するのか・売却するのか・追加購入するのか、メンテナンスは継続していきます。

 

分散

分散も、株式、債券、リートなど資産を分散させるだけではありません。

 

時間を分散させることが非常に重要です。

 

短期トレーダー、ディーラーなどは一点集中で取引しますが、損切りルールを決めているから出来る運用手法です。勝ち負けにこだわる運用です。

 

長期継続分散投資は、資産を増やすことが目的です。

 

銘柄を分散させ、かつ時間を分散して、長期的に継続して投資することにより、資産を増やします。

 

ETF投資信託は銘柄、資産が一つの商品内で分散されています。

 

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個別銘柄の選定が出来なければ、ETF投資信託を複数銘柄に分散し、かつ時間を分散して投資する方法も有効かと思います。しかし、ETF投資信託も銘柄が分散されていても、時間は分散されていません。時間を分散するのは、自分自身です。

 

大相場が来ると確信できれば、一点集中してもいいかとは思いますが、そのタイミングはそうそう多くはありません。

 

運用はカジノ・パチンコ・競馬などと違ってギャンブルではありません。資産を成長させるための活動です。

 

 一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

投資は自己責任で

Arbei

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